「公共R不動産データベース(β版)」リリース!

2020.4.28 | NEWS, 未分類

公共空間を探そう

今週、公共R不動産で「公共R不動産データベース(β版)」をリリースしました。

このデータベースは、全国の活用可能性のある公共物件をアーカイブ、紹介できるようにしようという試み。今までこのようなデータベースは存在しませんでした。

このデータベースの特徴は、民間企業が欲しい情報、例えば、周辺環境とか、活用可能な時期とかを一元化して、できるだけ丁寧に伝えようとしているところだと思います。今までの自治体からの物件情報は、活用する民間企業側からの視点が欠けていることが多かった。だからかゆいところに手が届くようなデータベースにしていきたいと思ってます。

このサイトの母体、R不動産は長年、民間の物件を対象に、その隠れた見送可能性を発掘して、そこに住みたい、使いたい人とマッチングするためのサイトでした。おもしろい物件のデータベースみたいなもんです。そこで養った感覚、民間目線で公共空間の価値を、改めて捉え直すようなデータベースに育てていきたいと思ってます。

全国の自治体の皆さん、公共物件の情報をお待ちしております。民間企業の皆さん、今後はデータベースの中からお宝を探してください。

まずはβ版がスタートします。段階的にデータベースを充実させていこうと思っていますので、よろしくお願いします。

(馬場正尊)

2.22 TRAVIS × 神田シャルソン

2014.2.20 | 未分類

 

2/22(土)、OpenAではオフィス1FのTRAVISにて

神田シャルソンに参加します。

 

神田シャルソン公式HPはコチラ

神田シャルソンのfacebookページはコチラ

 

TRAVIS_HP

 

 

 

『TRAVIS限定オープン』

2014/2/22(土) 10:00-17:00

東京都中央区日本橋本町4-7-5 1F (OpenAオフィス1F)

アクセスマップはコチラ

 

神田の街をめぐるソーシャルマラソンに

「給水スポット」ならぬ、「給住スポット」として

ランナーの方に向けて、住まいの相談にのったり、飲み物を提供したり、

レモネードスタンドになったり、オフィススペースを提供したりと、1日限りのおもてなしをします。

kandacialthon_travis

 

 

TRAVISとは…

元Coffee standだったOpenA事務所1Fの空きテナントをリノベーションし、この冬ひそかにオープンしたシェアオフィス兼イベントスペース兼ミーティングスペース。春から、募集開始予定です。

 

神田シャルソンとは…

「シャルソン 」とは「ソーシャルマラソン 」のこと!
マラソンと違って、コースも無ければ、競争する事もありません。気になるお店や、ビュースポットでは寄り道OK!
走っても、歩いても、自転車でも、タクシーでも(? )地域の魅力を発見し発信する。それが、「シャルソン 」です!
今回は神田エリアで開催します!是非参加してみませんか?

神田シャルソン公式HPはコチラ

神田シャルソンのfacebookページはコチラ

 

レモネードスタンドとは…

アメリカから広まりを見せる小児がん支援のためのレモネードスタンド。レモネードスタンドジャパンでは、小児がん、AYA(Adolescent and young Adult(思春期と若年成人)の略)世代のがん経験者の支援、啓発、研究推進プロジェクトです。

レモネードスタンドのfacebookページはコチラ

(OpenAでもこのプロジェクトに賛同し、神田シャルソンにてレモネードを提供します。)

 

シャルソンに参加していない方も、お気軽にお立ち寄りください。

当日は、OpenAスタッフがお待ちしております。もしかすると東京R不動産メンバーもいるかもしれません。

 

 

大友克洋GENGA展の衝撃

2012.7.31 | 未分類

2012年の4月、Open Aは大友克洋GENGA展の空間設計を行った。会場は「アーツ千代田3331」。そのときの衝撃は忘れられない。

 

『AKIRA』の原画約3000点を始めとして、大友克洋の原画を可能な限りすべて見せる、という企画。大友克洋は東日本大震災の被災地、宮城県で少年時代を過ごしている。そのチャリティーとしてこの展覧会は開催された。このような特別な機会がなければアトリエのなかに眠ったままだったかもしれない貴重な絵の数々。

その迫力はちょっと言葉では表現しにくい。一人の人間の頭のなかに、これだけ細密で深い世界が存在していることだけでも不思議なのに、それがすべて手で描いているのだ。圧倒的な物量とクオリティの前で、僕を含めすべての人は「す、すごい・・・。ヤ、ヤバイ・・・」とつぶやくのがやっと。微妙なインクの盛り上がり、繊細な線の密度、修正の箇所はほとんど見当たらず、複雑な絵が一気に描かれているのが伝わってくる。こんな緊張感が漂う展覧会は初めてだ。

オープニングレセプションのとき、事件が起きた。

会場の最後の部屋に、来場者が落書きできるような大きな壁をキャンバスとして用意していた。レセプションが終わりに近づいたとき、ペンを持った大友克洋が、突然サラサラと壁に絵を描き始めたのだ。何のためらいもない線が高速に動く。目の前で見ると衝撃的な風景だ。

描き終えた大友克洋は目の前にいた男性にそのペンをポンッと手渡した。「次は、きみの番だよ」という感じで。渡されたほうはたまったものではない。彼は少しとまどいながら、いつの間にか壁の前に押し出されていた。次の瞬間、会場が一瞬、「えっ!」という空気に包まれた。スラスラと描かれていく絵が見慣れたタッチであることに気がつくのに多くの時間はかからなかった。浦沢直樹だった。どよめいている会場をよそに、ペンは次の人に手渡される。同じように壁には新しい絵が描かれた。松本大洋だった。次々にペンのリレーは続いた。井上武彦、貞本義行、吉田戦車まで。「ぜ、全部いる・・・」。大友克洋がどれほど漫画界で尊敬されているのかがわかる。

漫画家の場合、作品はわかっていても作者の顔はわかっていないことが多い。だから絵を描き始めるまでは誰だかわからない。どちらかというと地味で存在感を発しない人が多かった。しかしペンから繰り出される絵と一緒になると、まとう

空気が一変する。結局、できあがったのは、現代の日本の漫画界を切り取った断面。奇跡の瞬間に居合せることができて幸せだった。

今、日本のクリエイティビティの極みは漫画に集まっているのではないだろうか。もっともアバンギャリドで、もっともポピュラーな芸術世界がそこにある。

物語性の強さ、それが生み出す経済性、そして読み人の数と結果的にもたらされる社会への浸透性。どれをとってもピカイチの芸術だ。

この展覧会のデザインをする作業の中で気がついたことがある。大友克洋の原画は50年後は重要文化財級かもしれない。しかしそれは、アトリエの片隅のダンボール箱に無造作に積み重ねられていた。漫画家にとってそれは最終成果物ではなく、印刷され複製された雑誌こそが作品。しかしその肉筆の原画は一級の芸術品としての価値がある。その行き先は? まさか再びダンボールのなかに戻るのか。このままでは浮世絵の二の舞だ。

しかし、すごい展覧会だった・・・。