神宮寺の家

神宮寺の家

時期:2017.06~2019.02

所在地:千葉県旭市

クライアント:個人

規模:木造 2階 115㎡

用途:専用住宅

撮影:阿野太一

親子二人暮らしの住宅。施主はサーフィンを趣味としている。海までは徒歩圏で、周辺には畑が広がる、この大らかな環境を楽しめる家をテーマとした。

SE工法による木造建築。サーフィン仲間や友人が気軽に集えるよう開口部を広くとり、土間には引き戸を採用して外部とつながる空間とした。東側の外壁にはシャワーを設置している。1階の土間やリビングは柱や梁をそのまま見せ、外部とのつながりを意識したラフな仕上げに。一方でプライベート空間であるベッドルームや廊下などは、白い壁と天井で落ち着いたトーンを意識した。

2階からは海が見える。南に向かって全面開口し、3面に庇(ひさし)を出してバルコニーを設置した。自然の風を取り入れて、開放的で穏やかな暮らしを楽しんでほしい。(荻野晋也/OpenA)