時期：2017.06 - 2018.03

所在地：岡山県瀬戸内市

クライアント：瀬戸内市

用途：旧診療所→複合施設（飲食・物販・ギャラリー・イベントスペース等）

担当者：菊地マリエ／公共R不動産

岡山県瀬戸内市、“日本のエーゲ海”で知られる牛窓の海辺に佇む診療所があった。老朽化のために閉鎖したものの、「瀬戸内海を望む素晴らしいロケーションを生かして、この建物をなんとか活用したい」という地元の方々からの惜しまれる声があり、2017年度より「旧牛窓診療所リノベーションプロジェクト」がスタートした。

公共R不動産では、独自の手法でサウンディング調査を実施した。サウンディング調査のプロセスづくりから参加し、活用用途の決定までをサポート。単に活用事業者やアイデアを募るだけでなく、民間事業者向けに牛窓を楽しんでもらうツアーや、地域の方々・企業の方々をお迎えしたトークイベント、公開アイデア会議を実施。地域の魅力を存分に体感できる機会を創出した。

その後、2021年6月に小さな複合施設「Ushimado Tepemok（牛窓テレモーク）」としてオープン。地元のアーティストやデザイナーなどが共同運営するかたちで再生した。

【受託内容】
・サウンディング要項作成
・サウンディングツアーの実施
・トークイベントの開催（現地説明会、住民合意形成）
・公共R不動産での情報発信
・用途、賃料、スキーム等契約諸条件の民間ヒアリングと整理

▼プロジェクトの詳細はこちらから （公共R不動産）
https://www.realpublicestate.jp/project/setouchi-ushimado-renovation-project

▼Ushimado Tepemok（牛窓テレモーク）の取材記事はこちら（公共R不動産）
https://www.realpublicestate.jp/post/ushimado_tepemok01/
https://www.realpublicestate.jp/post/ushimado_tepemok02