Forest Living/いすみのグランピング場
Forest Living/いすみのグランピング場
時期:2019.09
所在地:千葉県いすみ市
規模:約2500㎡
用途:キャンプ場・住宅展示場
企画・設計・監理:馬場正尊+竹川康平/Open A
共同企画設計:株式会社SPEAC
資材・施工協力:株式会社NCN
撮影:荒川慎一 動画:石母田諭
市が所有していた雑木林を、いすみの豊かな暮らしが体験できる場所にするプロジェクト。
ビーチまでは車で5分程度。しかもそこは、2020年東京オリンピックのサーフィンの会場でもある。海と森が同居する、いすみの魅力を満喫するにはうってつけの場所である。
また、森の資産をできる限り地産地消することを目指した。デッキ材や木道のウッドチップ、焚き火の燃料となる薪は、この場所で伐採された樹木から作られている。
フォレストリビングとは、森の中で心地よく暮らす体験ができる空間。森の中にアウトドアのリビングルームがある、もしくは森自体がリビングルームである、という感覚だ。森の中にデッキやテントが点在し、宿泊することで、うつろう時間と環境を体感することになる。ここでのトライアルステイ(試し住み)は、いすみで暮らすことの豊かさを体験する絶好の機会になると考えている。
* 2019年9月20日 オープニングレセプションの様子(動画)