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大阪市住宅供給公社カスタマイズ賃貸プロジェクト


時期:2012.11
所在地:大阪府大阪市港区
クライアント:大阪市住宅供給公社
規模:RC造14階建て
建築面積:448.94㎡
延床面積:5,588.84㎡
用途:共同住宅

90年代に建設された公共住宅のリノベーション。
このプロジェクトで求められたのは、安く、魅力的で、長く住んでもらえる賃貸にリノベーションしてほしい、というものだった。行った操作は住宅の半分、水まわり側には一切手をつけず、もう半分をスケルトンにして限りなくそのまま貸すこと。余白の部分は住み手に委ねる、というとてもシンプルなモデル。住み手がつい手を出したくなるきっかけの壁を立てた。

壁は30x70mmの木下地に15mmの構造用合板を打ち付けたシンプルな構成の独立壁で,そこにはピスを揉んだ棚設置や塗装、壁紙、可動棚など入居者が自由にカスタマイズできる。設置には大阪住宅供給公社にどのようなものを設置するか簡単な申請書と商品のカタログなどを添付し提出する。退去の際は、設置物については入居者が撤去して引き渡す必要があるが、合板のビス穴や塗装は原状復帰を要さない。

この構造用合板の配置プランは3つ。L字の壁を2組配置したプラン、既存の間仕切を残して両側に構造用合板を設置したプラン、ぐるりと壁を設けた回遊性のあるプラン。

R不動産で取り組み始めた「toolbox」のシステムと連携して,自分の空間を編集するアプリケーションと組み合わせた。日本では住み手が空間にコミットメン卜する選択肢が少ない。DIYか業者発注か。どっちも極端で、求められているのはその中間領域でありtoolbox はそれを埋めるシステムだ。

ここでの実験は、コントロールされた余白と、それを住み手が編集するきっかけのデザイン。