時期：2016.03

所在地：千代田区神田須田町

クライアント：三菱地所レジデンス株式会社

規模：167,83㎡

用途：オフィス

設計：OpenA

このビルでは色と素材にこだわり、グレーの印象が強いオフィスからの脱却を試みた。エントランス空間はコンクリート剥き出し、執務室は鮮やかな紺とピンクのストライプカーペットに。他のフロアでは、黄色や黒のファブリック調塩ビタイルや、本物そっくりな木調塩ビタイルなどを選べるようにしている。
中間領域を作り出す黒皮の鋼材を組合せた特注サッシは、ハンドメイドならではの質感で、空間に豊かさをもたらすとともに、排煙に告示1436号を適用させるという機能も持たせている。
細やかで小さな工夫により、働くモードや、コミュニケーションの機会はドラスティックに変化すると考えた。