Resonance

Resonance

時期:2003.03

所在地:東京都渋谷区

クライアント:(株)レゾナンス

用途:オフィス

延床面積:120㎡

出版編集を中心としたベンチャー企業のオフィス。

「作業場所は必要ない。このオフィスはコミュニケーションのための場に特化する」という経営陣の一言でこのプロジェクトは始まった。

後はどんなタイプのミーティングの可能性があるのかを想定し、異なったモードのコミュニケーションのための場を設定した。

例えば、壁が全面ホワイトボードのミーティングルーム、ここはプレゼンテーションやブレストに使われた。立ち上がり、自分の背後の壁にマーカーで書き込むことができる。

小さなソファーの部屋。そこは説得や契約といったインクルーシブな場面に使われた。

奧のバーカウンターはPCを広げて作業できるくらいの幅や電源を確保し、ちょっとした個人作業の場とした。夜はお客さんを呼んでもてなすこともあった。

個人が所有するのはキャスター付きのスツールのみ。ワーカーは流動的に空間を使いこなす。

その後、Open Aが取り組むワークプレイス変革の最初の試みとなった仕事。